桑の葉の青汁は糖尿病にいい?どんな効果がある?妊婦が飲んでも大丈夫?
さいきん青汁の材料にもなっている桑の葉。
とくに糖尿病が気になるかたに注目されています。
桑の葉にはどんな効果があるのでしょう?
また、妊婦さんが飲んでも大丈夫なのでしょうか?
桑の葉は糖尿病に効果があるの?
桑の葉は、食後の血糖値上昇を抑える効果があるため
などの効能が期待されています。
また食物繊維が豊富なため
- 腸内環境の改善
- 便秘の改善
- ダイエット
などにも効果があるといわれています。
血糖値を下げる効果があることは昔から知られていたようで、中国の後漢の歴史書でも、と糖尿病などの予防や改善に用いられていたことが記述されています。
日本には、鎌倉時代に仏教とともに伝わり、高血圧・糖尿病・咳止めに効果があるとして桑の葉のお茶が飲まれるようになったそうです。
桑の葉の糖尿病に効く成分は?
桑の葉に含まれる血糖値を下げる成分は、1-デオキシノジリマイシン(DNJ)です。
DNJは、イミノ糖というブドウ糖に似た窒素化合物の一種です。
DNJを食事の前にとると、消化酵素の働きを抑え、糖の分解や吸収を抑制し、インスリンの分泌や血糖値の上昇を抑えられるということが研究報告されています。
桑の葉の青汁は妊婦が飲んでも大丈夫?
桑の葉にはカフェインが含まれていないので妊娠中にもおすすめです。
妊婦にタブーだという報告もとくにありません。
桑の葉は、DNJ以外にも、いろいろな栄養成分を含んでいます。
ビタミンでは
- 葉酸
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンE
ミネラルでは
- カリウム
- カルシウム
- 鉄分
を多く含んでいます。
食物繊維が豊富なのも、便秘しがちな妊娠期には嬉しいですね。
ほかに、精神安定につながるGABAも豊富です。
桑の葉の青汁で国産のものは?
健康のために飲むものですから、妊婦ならずとも素材にはこだわりたいですね。
通販で人気の桑の葉青汁について、素材を確認してみましょう。
ドクターベジフル青汁
野菜屋さんが監修した、完全無添加の青汁です。
原料はすべて、高上青果の高上さんが厳選した契約農家で栽培されています。
大麦若葉、ケール、桑の葉という青汁の基本3種に加え、
ごぼう、にんじん、ピーマンなど21種類の九州産野菜が入っています。
ほんのり甘くて子供受けもよいのですが、その秘密は「きなこ」と「黒糖」。
美味しさだけでなく、タンパク質・ビタミン・ミネラルもアップしていて、
管理栄養士にも選ばれています。
プレミアム乳清
株式会社リアルメイトの桑の葉青汁です。
リアルメイトは薬剤師でありドラッグストア経営者でもある山元氏が設立した会社です。
国内生産の桑の葉に、消化を助けるパパイン酵素と、生きて腸まで届く乳酸菌がプラスされた、抹茶風味の青汁です。
桑の葉をたっぷり摂りたいかたにおすすめです。
国内の工場で医療品の製造基準に基づいて製造されています。
プロテオグリカン青汁リフラーラ
プロオテグリカン青汁リフラーラは、ひざ関節の機能性表示食品です。
軟骨成分(Ⅱ型コラーゲン)の分解を抑制するプロテオグリカンに加え、
グルコサミン・コンドロイチン・ヒアルロン酸・コラーゲンペプチドも含まれています。
大麦若葉・ケール・桑の葉など5種の国産野菜のほかに、
87種類の酵素と乳酸菌も配合された青汁です。
膝関節が気になる方におすすめです。
桑の葉青汁まとめ
桑の葉には、糖の分解酵素を抑制する成分が含まれているんですね。
食後高血糖は、糖尿病だけでなく、動脈硬化など血管の病気のもとにもなります。
甘いもの大好きなアラフィフとしては、とても気になります。