50歳で深夜バイトを始めたアラカン高専生ママの健活ブログ

晩婚晩産なのでアラカンにしてようやく子供が高校修了に。子供とバイト情報を交換しながら、相変わらずトリプルワーク以上の生活。体力が落ちても、まだまだ頑張らなきゃ!そこで、いろいろと健康情報を収集しているところです!

中学生の進路を考えるための本:職業、年収など目的別まとめ

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中学生の進路を考えるのに参考になりそうな本を探してみました。


そして

  • 世の中にどんな職業があるのか
  • 大学でどんなことが学べるのか
  • どんな職業がどのくらいお金を稼げるのか
  • 社会を理解するためにはなにを知るべきか
  • 目標の持ち方や達成するためにはどうしたらよいのか

の5つに分類してみました。

中学生の進路を考えるための本

どんな職業があるのか

 
将来の仕事なり方完全ガイド〈1〉 学習研究社 2002

学研が出版している中学生の進路さがし最強Booksの1冊。


医師、学校教諭、翻訳家など、中学生ならこれだけは知っておきたい代表的な100の職種について、実際に働いている人のインタビューが掲載されている。


大人が読んでも「こんな職業があるんだ」とおもしろい。


また、その職業へのなり方も書かれている。


自己発見&仕事タイプテストで適性診断もできる。


ただ、職業によっては詳しく書かれていない。


また、2002出版なので、情報として古いかも。

 

もっとやりたい仕事がある!  池上彰 2017

 

「アート」「サイエンス」「情報産業」など17ジャンルから約750種類の職業が解説された職業カタログ。


なり方や資格取得のノウハウ、関連した仕事も紹介されている。


ユーチューバー、ブロガー、ドローン操縦士、AIエンジニア、民博オーナーなど最新の職業も網羅されている。


プロスポーツ選手になるための条件も種目ごとに書かれている。


小学生から就職を控えた大学生まで幅広くお勧め。


中学生・高校生の頃に読んでいたら、もっと夢が広がったのに、という口コミあり。

 

大人になったらしたい仕事 「好き」を仕事にした35人の先輩たち アサヒ中高生新聞編集部 2017 2018

「朝日中高生新聞」の連載「夢ナビ! お仕事リポート」から35の話をまとめたもの。


子どものころの「あこがれ」や「好き」が仕事に結びついた人にインタビューして、なぜその仕事につこうと思ったか、どうやってその仕事についたのか、どんなことをしているのか、仕事の楽しさは何か、大変なことは何かなどを、じっくりと聞き出しています。


1(2017出版)と2(2018出版)があり、
1では

  • フライトディレクタ
  • スパコン研究者
  • 証券会社のトレーダー
  • フィルムの開発者
  • ペンタブレット開発者
  • 電車の車掌
  • ヘリコプターの整備士
  • 旅客機のパイロット 
  • 水族館の飼育員
  • 日本酒酒造家
  • 農家
  • アウトドアガイド
  • 自然保育者(レンジャー)
  • パティシェ
  • チョコレートの商品企画・開発
  • 加工食品の商品企画・開発
  • 総合商社の人事担当者
  • 銀行の個人営業担当者
  • 石油元売り企業の営業担当者
  • 文房具の営業担当者
  • 海上保安官
  • 交通機動隊(白バイ)
  • 国連職員
  • 看護師
  • 医師
  • 弁護士
  • 特撮美術監督
  • 衣装デザイナー
  • イラストレーター
  • メイクアップアーティスト
  • 漫画の編集者
  • 図書館司書
  • テーマパークのイベント企画
  • ゲームプロデューサー
  • アプリの企画開発

2では

  • 虫の研究者
  • ロボットの開発者
  • 住宅メーカーの商品開発担当者

などが掲載されています。

 

新 13歳のハローワーク 村上龍 はまのゆか 2010

2003年に刊行され、127万部突破の大ベストセラーとなった 『13歳のハローワーク』の改訂版。


新規に89種類の職業が追加されたほか、医療・介護・環境など現代にマッチしたエッセイも加わり、旧版より112ページ増えている。


また職業分類は、興味別から教科別になったたため、「国語が好き」「理科が好き」など、進路を考えやすくなっています。


お金を稼ぐためだけでなく、充実感や仲間など社会とのつながりを考えられる本。

 

大学でどんなことが学べるのか

大学の学科図鑑

定番の学科から新しい学科まで158学科について収録されている。


【第1章】文学系
【第2章】社会・国際学系
【第3章】法律・政治学系
【第4章】経済学系
【第5章】教育学系
【第6章】理学系
【第7章】工学系
【第8章】農学系
【第9章】医歯薬学系
【第10章】家政学系
【第11章】芸術・体育系


学費、大学院への進学率、人気の資格や検定、進路や就職先、企業からの人気度、年収などのデータは親にとっても参考になる。


高校生だけでなく、中学生や小学校高学年にもおすすめ。

 

どんな職業がどのくらいお金を稼げるのか

日本の給料&職業図鑑 Plus

ベストセラーとなった『日本の給料&職業図鑑』の第2弾。


第1弾の内容に、サラリーマンの職種が追加されています。

(Plusに第1弾の内容も入っているので、こちらだけ購入すればOK)


ただし収入については個人差もあるため、あまり参考にならない。


大学生の就活用には不向きだけれど、中学生がいろいろな職業を知るには小難しくなくてよい。

 

社会を理解するために

14歳からのお金の話 池上彰 2008

お金がかかわる社会問題についてわかりやすく解説された本。


1. お金とは何か?:お金の成り立ち・役割、お金の貸し借り・金融機関

2. 分業で人間は豊かになった:分業、値段、需要と供給、外国との分業、円安/円高

3. 株式会社で人類は発展した:リスクを限定して投資する仕組みの誕生、株式市場、現代の会社の役割

4. 景気はよくなったり悪くなったり:景気とは、インフレ/デフレ、バブルの誕生

5. 豊かになるためには国が必要だ:国の役割・税金、年金、財政、規制の善悪

6. みんなが豊かになるためには?:資本主義/社会主義、グローバル化、格差をなくすには


義務教育で教わる機会のない社会の仕組みや経済の基礎が、中学生にも理解しやすくまとめられている。


働く事の本質、人生の本質もついている。

 

目標達成や生き方を考えるために

机の前に貼る一行 (朝日小学生新聞の人気連載)  ひきたよしあき 2017

博報堂クリエイティブプロデューサーのひきたよしあきさんが、朝日小学生新聞に連載したコラムに新作30編をプラスした考える力を育てる81の言葉。


物事を別の角度から眺めたり、違う解釈で捉えたりと、人生の危機を克服できる知恵が詰まっている。


読んで終わりというインプット型でなく、アウトプットをうながす本。


言葉の引き出しを増やし、文章上達のヒントを得られる。


自分の思いを表現するヒントが詰まっているので、夏休みの宿題の感想文が苦手な子供にもおすすめ。


子供だけでなく、大人にもおすすめ。

 

失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!  大野正人 2018

偉人といわれる人も、生まれ持ったしょうもない才能で世界を変えたんだなと実感させてくれる。


失敗は悪いことではない、人生は良い時も悪い時もたくさんあることを教えてくれる本。


挿絵が多く、マンガ感覚で読めるため、小学生にもおすすめ。

(子供が親に読み聞かせてくれるほどおもしろい)


大人が読んでも学ぶことが多い。


登場人物は
トーマス・エジソン、
ライト兄弟、二宮尊徳、ココ・シャネル、ダリ、ベーブ・ルース
●特集1: プチ失敗図鑑
夏目漱石、フロイト、与謝野晶子、ベートーヴェン、スティーブ・ジョブズ、手塚治虫
●失敗相談室その1
アインシュタイン、オードリー・ヘップバーン、孔子、ノーベル、ドストエフスキー
●失敗相談室その2
ピカソ、野口英世、黒澤明、ダーウィン
●デカすぎる失敗
マッカーサー、ウォルト・ディズニー、カーネル・サンダース、お父さん・お母さん

 

不可能を可能にする 大谷翔平120の思考 大谷翔平 2017

二刀流で活躍の大谷翔平さんの語録集。


第1章 挑戦
『限界が見えるまで、やっていきたいと思ってます』
『周りが思うよりも醒めている自分がそこにいるんです』

第2章 苦悩
『やはり僕はたいたことないなと思いました』
『悔しい経験がないと、嬉しい経験も出来ないということを、
あの時、知ることができました』

第3章 向上心
『そうすれば、ベストの自分が出てくる』
『常にきっかけを求めて練習しています』

第4章 素顔
『拭っていたのは汗です。泣いてません』
『他人がポイッて捨てた運を拾っているんです』

第5章 克己心
『練習を誰かと一緒にやるのは嫌です。トレーニングを見られるのも嫌です』
『盛り上がってくれて嬉しいです。しかし、もう切り替えています』

第6章 哲学
『まだ21歳、しかし、もうプロ4年目です』
『もっともっと出来ると思います』


野球に興味がなくても読んで参考になる本。

 

まとめ

本とは相性もあるため、実際に書店で手に取ってから選んだほうがいいでしょう。


また、なにか1冊だけを読んでうのみにするより、複数の本からいろいろな情報を得たいものです。


中学3年生になれば受験勉強の時間が増えるし、高校生に入学すれば理系にするか文系にするかの選択も迫られます。


早めの時期に、将来を少しでも意識するようになることで、テレビや新聞などからの情報の入り方も、自然に増えていきそうですね。