ケールにはどんな効果がある?肝臓にいいってホント?
青汁の材料によく使われるケール。
ケールにはどんな効果や効能があるのでしょうか?
肝臓にいいとか白髪に効くというのはなぜでしょうか?
肝臓に効果があるケールの成分とは?
ケールには、イソチオシアネートという成分が含まれています。
この物質が、肝臓の解毒酵素を活性化する働きをします。
そして、これが苦味の成分。
不味くて飲みにくいといわれるケールの青汁ですが、その苦味こそが肝臓に効果をもららすんですね。
イソチオシアネートを含む野菜はほかにある?
イソチオシアネートを含む野菜は、ケールだけではありません。
アブラナ科の野菜の多くに含まれています。
つまり、
などです。
そもそもキャベツは、ケールを食べやすいように品種改良されたもの。
ただ、苦味が少なくなって食べやすくなった分、栄養価は下がってしまったわけですね。
イソチオシアネートの効果とは?
肝臓で解毒を担っている酵素をシトクロムP450といいます。
イソチオシアネートは、この酵素を活性化するんですね。
がん予防にも効果あり!
そのほか、近年の研究で、イソチオシアネートには、がんの抑制効果があることがわかってきているそうです。
イソチオシアネートは、がん細胞が自ら消滅する(アポトーシス)ように働きかけるのだそうですよ。
青汁で飲むならケール?大麦若葉?
ミネラルやビタミンの豊富さでいえば、大麦若葉もケールにひけをとりません。
けれども、イソチオシアネートを摂れることを考えると、ケールに軍配が上がりそうです。
でも、ケールの青汁には、飲みにくさを感じるかたが多いですね。
いくら肝臓に良くても、続かなかったら無意味です。
でも、解決策がいくらでもあります。
ケールの栄養と大麦若葉の飲みやすさをミックス!
最近は、飲みやすさと栄養価の向上を目的に、いろいろな野菜をミックスした青汁が多くなっています。
国産の大麦若葉をベースに、ケール、小松菜、人参、ピーマン、ごぼうなど21種類の国産野菜をブレンドした青汁もあります。
いろいろな種類の野菜をとることで、ルテイン、ゼアキサンチン、アントシアニン、スルフォラファン、リコピン、サポニンなど多様なファイトケミカルを摂ることもできます。
いっそ粒タイプで手軽に!
多くの青汁は、粉末を水などに溶かして飲みますね。
でも、青汁を粒に固めたサプリメントも販売されています。
飲むのがめんどくさくて続かないようなら、こうした粒青汁を活用するのもいいですね。
まとめ
昔は、青汁を飲むのが罰ゲームになるくらい不味かったのですが、最近は飲みやすい青汁も増えています。
ただ、フルーツ青汁は、糖分を控えたいかたはやめておいたほうがいいようです。
また、ケールは、目に効くルテインやゼアキサンチンを含んでいるのもいいですね。