そば茶のルチンは血圧を下げる?効果や効能は?含有量はどのくらい?
そば茶に含まれているルチンは、血圧を下げるとか心臓に良いとか聞きますね。
ルチンには、どんな効果効能があるのでしょうか?
また、そば茶の含有量はどのくらいなのでしょうか?
ルチンの効果や効能とは?
ルチンとは?
ルチンはポリフェノールの一種です。
最初に発見されたのは、薬草としてもつかわれるヘンルーダという地中海原産のミカン科の木です。
多くの国で血管保護の薬剤として使用されるほか、ビタミン剤や生薬に配合されることが多い成分です。
ルチンの効能効能
ルチンは、血を固まりにくくし、毛細血管の弾力を増すことで強化する効能があるといわれています。
血液がサラサラになり、血管が丈夫になるため、血行が良くなり、血圧降下につながります。
そのため、高血圧、動脈硬化、脳卒中など生活習慣病の予防や改善が期待されます。
そば茶のルチン含有量は?
そば粉には、100gあたり約15㎎のルチンが含まれています。
そして、そば茶のルチン含有量は100gあたり約1.8㎎です。
これは普通のそば茶の場合です。
ルチン含有量が多いそば茶とは?
そばには、韃靼そば(だっだんそば)という種類があります。
韃靼そばのルチン含有量は、普通のそばの40倍以上です。
そのため、韃靼そば茶の類チン含有量は620㎎となり、普通のそば茶とは比較にならないほどルチンが多く含まれます。
まとめ
ルチン摂取が目的でそば茶を飲むなら、韃靼そば茶がおすすめですね。
ただ、ルチンは、動物実験では効果を確認されていますが、ヒトの栄養補助食品では効果を証明されているわけではないようですので、過剰に期待すべきではないでしょう。