テンペ菌発酵茶は通販で買える!?楽源茶と八酵麗茶を徹底比較!
糖尿病の改善に役立つといわれるテンペ菌発酵の野草茶は、通販でカンタンに購入できます。
現在のところ、楽源茶と八酵麗茶が販売されています。
それぞれの違いを知って、ぴったりな方を選んでくださいね。
楽源茶と八酵麗茶は同じ会社の商品!?
楽源茶と八酵麗茶は、どちらもはつらつ堂さんが販売しているテンペ菌発酵茶です。
楽源茶
楽源茶は、10年以上前に販売開始されたロングセラー商品です。
煮だして使うティーバッグタイプと手軽な粉末スティックタイプがあります。
茶葉には
- ギムネマ・シルベスタ
- グァバ
- クコの葉
- クマザサ
- 柿の葉
- 桑の葉
- ヤーコン葉
- 青銭柳(せいせんりゅう)
といった8種類の野草が使われています。
粉末スティックタイプには、便秘に効くといわれる難消化性デキストリンも配合されています。
八酵麗茶
八酵麗茶は、楽源茶を踏まえ、新たに開発されたお茶です。
茶葉の材料は
の8種類です。
こちらは、粉末スティックタイプのみとなっていて、難消化性デキストリンが配合されています。
楽源茶と八酵麗茶の成分の違い
楽源茶と八酵麗茶は、どちらも8種類の野草からできています。
違うのは、楽源茶では青銭柳(せいせんりゅう)が使われているのに対し、八酵麗茶ではバナバが使われていることです。
青銭柳(せいせんりゅう)とは?
青銭柳は、中国の江西省の一部地域でしかとれません。
この地の住民の平均寿命が高く、しかも高血圧や肥満の人がほとんどいないことから、中国一の長寿村として注目され、青銭柳茶が健康の原因だと中国政府も認めているそうです。
青銭柳の葉には、天然のアスピリンが含まれています。
医療で解熱剤や鎮痛剤として用いられるアスピリンは、これを人工的に合成したものです。
アスピリンには、糖を分解し、脂肪を排出する効果があるほか、利尿作用や排便を促す作用があるといわれています。
バナバとは?
バナバはインド、フィリピンなど東南アジアや北オーストラリアといった熱帯地域に広く分布している百日紅(サルスベリ)の一種です。
フィリピンなど東南アジアでは、糖尿病や肥満の予防、便秘の改善などの民間療法として、古くからお茶として親しまれています。
バナバの葉には、コロソリン酸が含まれています。
近年の日本の研究で、コロソリン酸には、血糖値を抑制する効果があることが発表されています。
また、ミネラルが豊富なことも特徴で、カルシウム、カリウム、マグネシウム、亜鉛といった不足しがちな微量元素を多く含んでいます。
楽源茶と八酵麗茶、価格は違う?
楽源茶と八酵麗茶は、どちらも1ヶ月分が10,800円です。
ティーバッグも10,800円です。
お値段的には、どれを選んでも同じです。
楽源茶と八酵麗茶、どちらを選ぶべき?
楽源茶には、粉末スティックとティーバッグがあります。
いっぽう、八酵麗茶は、粉末スティックタイプだけです。
粉末スティックタイプなら、新商品の八酵麗茶がいいでしょう。
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煮だして使うティーパックタイプを選ぶなら楽源茶です。
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テンペ菌発酵茶の効果とは?
テンペ菌発酵茶が、なぜ血糖値の改善やダイエットにいいといわれるのか、成分からみてみましょう。
ギムネマ・シルベスタ
ギムネマ・シルベスタはインド原産のガガイモ科の一種です。
ギムネマ・シルベスタに含まれるギムネマ酸とグルクロン酸が、血糖値の抑制に効果があるといわれています。
日本の国立大学のラットを使った研究でも、ギムネマ酸がブドウ糖の吸収を抑えることが確認されています。
また、グルクロン酸は、舌の甘みを感じる受容体に作用するため、甘みを感じにくくし、食欲を抑制するといわれています。
ヤーコン葉
ヤーコンは、サツマイモのような根は、フラクトオリゴ糖が多く含まれているため、腸内の善玉菌を増やすといわれています。
葉には、カテキン、フラボノイド、クロロゲン酸といったポリフェノールが多く含まれています。
これらのポリフェノールは、活性酸素を除去してくれるため抗酸化作用があるほか、血圧や血糖値を下げる作用もあるといわれています。
そのため、糖尿病や動脈硬化を予防する効果が期待できるとして、機能性食品にも使われています。
クマザサ
クマザサは、日本や中国で民間薬として用いられてきた植物です。
抗菌作用があるため、ちまきや笹ずしなどを包むのにもつかわれていました。
現代でも、健康茶や青汁などの材料としてよく用いられていますね。
クマザサの葉には葉緑素(クロロフィル)が非常に豊富に含まれています。
クロロフィルには、抗菌、抗アレルギー効果のほか、新陳代謝を良くしたり、新しい細胞をつくるのを助けたりといった効果があるため、血液サラサラ効果につながります。
そのため、高血圧など生活習慣病の予防に注目されているのです。
クコの葉
クコの実はスーパーフードとして注目されていますが、クコの葉も滋養強壮に良い食材です。
ペタイン、ルチン、フラボノイド配糖体、β-シトステロールのほかアミノ酸、ミネラル、ビタミンCを豊富に含んでいます。
ペタインは、肝臓に脂肪がたまるのを抑えてくれるため、肝機能の向上や市う防寒の予防効果が期待されます。
β-シトステロールはコレステロールとよく似ています。
そのため、食前にとると、コレステロールより先に胆汁酸とくっついて、コレステロールの吸収を抑制してくれます。
ルチンやヘスペリジンといったフラボノイドは、血管を丈夫にし、血流をよくしてくれるため、高血圧の人にも低血圧の人にも、血圧調整作用が期待できます。
グァバ葉
果実はビタミン豊富なことで知られていますが、葉はお茶として飲まれています。
グァバ葉に豊富なポリフェノールは、デンプンの分解を抑え、小腸での糖の吸収をおだやかにしてくれるます。
また、インスリンと似た作用もあるため、血糖値の上昇を抑えてくれます。
桑の葉
桑の葉は、蚕のえさになる葉っぱです。
ビタミンやミネラルが豊富で、とくにカルシウムが大量に含まれています。
桑の葉で、いま、とくに注目されている成分はDNJ(1-デオキシノジリマイシン)です。
DNJは、糖の分解を妨げるため、小腸での糖の吸収を抑え、血糖値の上昇を抑える作用をするといわれています。
さらに、小腸で吸収されなかった糖は、大腸内の善玉菌のえさになるため、便秘の改善にもよいといわれています。
柿の葉
柿の葉のビタミンCは熱に強いうえ、日本茶の20倍もの量が含まれています。
そして、血管や血圧によいといわれる成分も豊富です。
タンニンやルチンといったポリフェノールは、毛細血管をしなやかで丈夫にしてくれるため、血圧を正常にする効果を期待できます。
また、ナトリウムを調整してくれるカリウムも多く含まれています。
テンペ菌とは?
テンペ菌とは、テンペをつくるときに使われる菌で、クモノスカビの一種です。
テンペは、大豆などを発酵させてつくる、インドネシア発祥の発酵食品です。
「インドネシアの納豆」と呼んだりもします。
納豆菌で発酵させた納豆と違い、においもなく、ベジタリアンを中心に、欧米でも広まっています。
健康効果の高い野草をテンペ菌で発酵することによって、葉の栄養の吸収率が高まります。
まとめ
健康に良い野草茶はたくさんありますが、テンペ菌で発酵させることで、相乗効果が得られそうですね。
中高年になると、食も細くなりがちですので、必要な栄養が十分にとれていないことも多いもの。
毎日の食事のおともにテンペ菌発酵茶を添えることで、健康にいい栄養が手軽に補給できますね。