長命草の青汁の効果とは?ケールなどとどんな違いがあるか徹底比較!
1株食べると1日寿命が延びるといわれるパワーベジタブル、長命草。
長命草の青汁は、そのほかのケールなどの青汁と比較して、どんな効果が期待できるでしょう?
長命草の成分で注目すべきはクロロゲン酸!
長命草でいちばん注目するべき栄養成分は、クロロゲン酸でしょう。
ドイツの製薬会社の研究によって、クロロゲン酸には、脂肪肝や糖尿病の予防効果があることが明らかにされています。
クロロゲン酸は、ポリフェノールの1種で、コーヒーにも多く含まれています。
近年、コーヒーの健康効果が注目されていますが、クロロゲン酸によるところも大きいのでしょうね。
長命草の青汁は抹茶風味で飲みやすいのも、クロロゲン酸の影響でしょうか?
クロロゲン酸の効果とは?
脂肪肝の予防
脂肪は、皮下脂肪、内臓脂肪になるほか、肝臓にもたまります。
肝臓の細胞の30%以上に脂肪がたまった状態が脂肪肝です。
クロロゲン酸には、この脂肪肝を予防する効果があるといわれています。
参考サイト:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22674675
糖尿病の予防
クロロゲン酸は、小腸での糖の吸収をおだやかにします。
そして、筋肉の糖のとりこみを活発にするため、糖尿病予防に効果があるとされています。
参考サイト:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22412912
ダイエット効果
クロロゲン酸には、脂質や糖質の代謝を促進する効果があるといわれています。
すでに蓄積している脂肪を燃焼させる働きもあるため、ダイエット効果も期待できます。
参考サイト:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23416115
美容、アンチエイジング効果
クロロゲン酸は、抗酸化作用のつよいポリフェノールです。
活性酸素を除去してくれるため、シミ、シワなど見た目の老化も抑制してくれます。
ビタミン、ミネラルも豊富!
長命草はミネラルやビタミンも豊富な野菜です。
ケールと比較すると、ビタミンA、β-カロテン、ビタミンB2、B6、カルシウム、食物繊維は、約2倍です。
ビタミンC、カルシウム、カリウムは、明日葉、モロヘイヤ、ツルムラサキ、ほうれん草、にんじん、ゴーヤ(にがうり)、エンサイと比較しても、長命草のほうが多くなっています。
日本食品分析センターで、長命草の栄養成分を分析した結果は以下のとおり。
長命草100gあたり
- カロリー 68kcal
- たんぱく質 3.1g
- 脂質 0.8g
- 炭水化物 12.2g
- ビタミンA 339μg
- ビタミンC 110㎎
- カルシウム 380㎎
- カリウム 797㎎
- マグネシウム 12.8㎎
- マンガン 2.04㎎
- 鉄 1.03㎎
- 亜鉛 0.84㎎
- ポリフェノール 270㎎
まとめ
1日1杯の健康習慣。
わたしたちの体は、毎日の新陳代謝により、3か月でほとんどの細胞が入れ替わります。
毎日の小さな習慣の積み重ねが、10年後20年後の違いとなるんですね。
せっかく青汁を飲むのなら、野菜不足の解消だけでなく、より高い価値をもとめていきたいですね。