インフルエンザの予防接種、中学生の回数は何回?
インフルエンザの予防接種の回数は、大人と子供(小児)で違います。
大人は1回、小児は2回です。
では、中学生は何回でしょうか?
インフルエンザワクチンの中学生の回数は?
インフルエンザの予防接種の回数は、現在は、
- 12歳までは2回
- 13歳からは1回
となっています。
つまり、おなじ中学生でも年齢によって変わるんですね。
2年生は全員13歳以上なので1回です。
けれども、1年生だと12歳の子と13歳の子がいます。
お誕生日がきていない中学1年生は2回、13歳のお誕生日が来ている子は1回ですね。
年齢は、1回目の予防接種をするときで判断されます。
また、免疫力の弱い人は、2回になることもあります。
そのへんは、かかりつけ医の先生と相談されるとよいですね。
以前は中学生は2回だった?
昔は、インフルエンザの予防接種は2回でしたね。
けれども、ワクチンを注射した後の血液中の抗体価を測定した結果、1回で十分ということになり、13歳以上は1回になったそうです。
WHO(世界保健機関)でも9歳以上は1回が適切とされています。
インフルエンザの予防接種を受ける時期は?
11月中です。
インフルエンザの流行時期は12月~3月。
そして、ワクチンの効果が出てくるのはだいたい2週間後で、ピークに達するのは注射をしてから1ヶ月後。
だから、11月中に予防接種を受けるのがいいのです。
インフルエンザの予防接種の費用は?
インフルエンザの予防接種の値段は病院によって違います。
だいたい2,500円~3,000円くらいです。
なぜ病院によって違うの?
それはインフルエンザの予防接種は「自由診療」になるからです。
自由診療とは、保険証が使えない診療のこと。
保険証が使える治療は、社会保険診療といって、国が料金を一律に決めています。
けれども自由診療は、お医者様が自由に値段を決めていいのです。
そのため病院によって違います。
インフルエンザワクチンに助成金がある?
お住まいの地域によっては、中学生以下の子供を対象に助成金が出ることがあります。
市役所や町役場のホームページなどで確認してみることをおすすめします。
中学生は何科で受ける?
インフルエンザの予防接種は、内科、小児科、耳鼻科などで受けられます。
いちばん安心なのは、かかりつけ医ですね。
とくに健康状態に問題がなければ、値段の安いクリニックを選んでもいいでし
ょう。
中学生には保護者の付き添いが必要?
中学生は、保護者の同伴がなくても、インフルエンザの予防接種を受けられます。
その場合は、保護者の同意書が必要になりますので、あらかじめ受診予定のクリニックで、必要書類をもらっておくといいですね。