ゼアキサンチンが多い食品は?どんな野菜を摂るのがいいの?
ルテインやアスタキサンチンとともに目にいいといわれているゼアキサンチン。
ゼアキサンチンが多い食品にはどんなものがあるでしょうか?
ゼアキサンチンが多い食品
ゼアキサンチンは緑黄色野菜には少ない?
ゼアキサンチンは、カロテンと同じカロテノイドの一種です。
けれども、ゼアキサンチンは、カロテンが多い食品に多いわけではありません。
カロテンは、人参やカボチャなど緑黄色野菜に多く含まれていますが、ゼアキサンチンは必ずしも多く含まれていません。
ゼアキサンチンが多い食品は?
ゼアキサンチンが含まれている野菜は
- オレンジパプリカ
- 柿
- トウモロコシ
- ホウレンソウ
- ケール
- 温州ミカン
- オレンジ
- ブロッコリー
などです。
毎日の食事で取り入れやすい野菜は、ホウレンソウ、ブロッコリーですね。
また、オレンジジュースでもゼアキサンチンは摂れます。
ゼアキサンチンはなぜ目にいいの?
ゼアキサンチンは、目の網膜の黄斑部の中央に多く存在しています。
ゼアキサンチンは、黄斑部で黄色の色素になり、反対色のブルーの波長を吸収します。
加齢とともに視力が衰えるのは、この黄斑部が活性酸素によって傷つくためといわれています。
ゼアキサンチンはブルーライトから目も守るとともに、活性酸素を除去する働きがあります。
ゼアキサンチンが特に多いのはオレンジパプリカですが、黄色の色素がゼアキサンチンなのですね。
ゼアキサンチンとルテインの違いとは?
ルテインも黄色の色素です。
ゼアキサンチンが目の黄斑部中央にあるのに対し、ルテインは黄斑部周辺に存在しています。
ルテインも、ブロッコリーやホウレンソウに多く含まれています。
加齢黄斑変性の予防には、ほうれん草、ブロッコリーを毎日の食生活に取り入れたいですね。
ゼアキサンチンとアスタキサンチンの違いは?
アスタキサンチンも目にいいといわれていますね。
アスタキサンチンは、サケ、エビ、カニなどの海洋生物に含まれている赤い色素です。
抗酸化力が強いという点は、ゼアキサンチン、ルテインと共通です。
けれども、その働きはゼアキサンチンやルテインとは違います。
アスタキサンチンは血流を良くし、筋肉の疲労を回復してくれる成分です。
そのため、目の毛様体筋の疲労回復にも役立つのです。
まとめ
ゼアキサンチンは、ブルーライトから目を守る黄色の色素。
けれども、カロテンのように、緑黄色野菜ならなんでも含まれているわけではないんですね。
これからは、スーパーでオレンジパプリカを見かけたら、積極的に買おうと思います。